フリーランスになろうと思ったきっかけ。
学生の頃から適当に生きてきた。
勉強は苦手だけどあんまりレベルの低い学校には行きたくなくてそこそこ名前の知られている私立高校1本で受験して入学。
高校卒業後の進路を決めるときには受験勉強が嫌で美容専門学校に入学。
そこでメイクアップアーティストになりたい!っていう夢を持ったにもかかわらず現実の厳しさに直面し、安定した美容部員の仕事に就いた。
仕事では毎日同じことの繰り返し…毎日同じ場所に出勤してお客様が来るのを待ち、来たら対応する。
そりゃ、お客様はいろんな人が来るからそれぞれ対応は変わって来るけど、何かが違う…
そして23歳の誕生日の日、ふと思った。
私の人生このままでいいと?
それから4年半勤めた会社を辞め、思い切ってセブ島へ語学留学に行きました。
↑セブ島の海
セブ島での生活は毎日刺激的で何よりフィリピン人が気持ちがいい!
先生達はみんな陽気でポジティブ。
廊下で急に熱唱しだしたり、踊りだしたりする。
(日本でやったらかなりヤバイ人。)
彼女達と接するにつれて美容部員時代からのピリピリとした性格はどんどんほぐされていった。
4ヶ月半の留学を終えて日本に帰国。
なんだかんだ言ってやっぱり日本が1番やん〜とか思いつつ就職活動を始める。が、
なかなか上手くいかない。
面接は毎回上手くいくのだが、筆記試験で落ちてしまう。
学生の頃から勉強を怠けていたのがここにきて出て来てしまった…
(大体、仕事する上で数学とか国語とか関係なくない?!とか言ってみる…)
そこで学歴不問、人柄重視します!系の求人の面接に行ってみることにしました。
だが、そこで蓋を開けてみると
「完全歩合制で基本、基本給はありません。」
「まずはコールセンターからやってもらいます。月〜土が勤務日です。」
え…求人に載ってる内容と全然違うやん…。てか完全歩合制ってブラックやないと?
もう自分が何したらいいのかわからない。
せっかく留学から帰ってきて人生変わったと思ったのに何も意味なかったやん。
私の人生結局こんなもんか…
面接の帰りどうせ明日も予定ないし…とTSUTAYAに寄ってDVDを借りる。
SEX and the CITYを見た。
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主人公のキャリーに凄く憧れた。
これだ…!私はこんな風に生きたい。
オシャレな洋服や靴に身を包んで、予定がびっしりのスケジュールを片手に毎日忙しく働きまわる。オフの日は気の許せる友人達と一緒にオシャレなランチに行ったり、ショッピングでブランド物を買いあさったり、夜は超イケメンのビジネスマンとディナーデート。
(後から聞いた話、ニューヨークの人達は8割方個人事業主らしい。)
これこれこれこれ!!!
そこで気付いた。
会社に勤めたらまた美容部員時代と同じことの繰り返しやん。
それが嫌で辞めたんやなかったっけ?
よし!フリーランスになろう!
これが、私のフリーランスとして生きていくことに決めたきっかけです。(笑)